朝9時半過ぎに家を出て、電車に乗って新潟駅へ。駅のおみやげ売り場に以前から気になっていた「おけさ柿カレー」があるとの情報を入手したので探しに行ったが、あまり時間がなかったため、ざっと見ただけでは発見できず。また帰りにしようとバスに乗り込む。

向かった先は新潟市民芸術文化会館(りゅーとぴあ)。恒例の1コインコンサートである。友人より先に到着したので席を確保。2階席の6列目のほぼ中央で、真正面にはパイプオルガンの演奏席がある。
今回のテーマはトランペットとオルガンで、演奏者は東京都交響楽団の高橋敦さんとりゅーとぴあ専属オルガニストの和田純子さん。オルガンの和田さんはいかにもクラシックの演奏といった衣装だったけど、トランペットの高橋さんは紺色のシャツでカジュアルな服装でした。今回はトランペット奏者もオルガン奏者の隣りで演奏。つまりステージはトランペットソロの時以外は使用しないというちょっと変わった形式で、「主よ、人の望みの喜びよ」など6曲を演奏。トランペットとオルガンという組み合わせって不思議な気がしたけど、どっちも金属の管の楽器だから相性はよいようで、思っていた以上に楽しめました。
アンコール時、トランペットの高橋さんはなぜか白いマフラーを巻いて登場。遠いからはっきりとはわからないけど、さっきまでなかったはずのメガネもかけている。あれれ?と思っていたら、オルガンの和田さんが弾き始めたのは『冬のソナタ』のテーマ曲のイントロ!客席からわきあがる笑いと拍手。冬ソナは観たことないからよく知らんのだけど、トランペットによるあの曲の演奏はムチャクチャかっこいいぞっ!おまけにクラシックのコンサートだってのに、雪をイメージしてミラーボールまで回っちゃうしさ。こりゃ一本取られたわい・・・と思いました。終演後にロビーでサインしているトランペッターのヨン様は本物には全然似てなかったけど、私と友人はすっかりファンになっちゃいました。

りゅーとぴあ近くの喫茶店で友人と昼食。コンサートのパンフレットを手にしていた私と友人は、店の親父さんに「締めは冬ソナでしたね」と言われる。なんで知ってんだ?ランチメニューから私はパスタで友人はローストポークを選択したが、ローストポークとチャーシューの違いがよくわからんなぁ。一枚もらったらうまかったけどさ。

その後は友人とぶらぶら歩きながら旧日本銀行新潟支店長宅へ。昭和8年に出来た建物で、応接室や書斎以外はすべて和室。ただのでかい古い家のようだが、なぜか茶室が4つもあるし、蔵も頑丈な造りだった。

旧日本銀行新潟支店長宅の脇のあいづ通りを通って会津八一記念館へ。午後の目的地はこちら。友人が企画展の招待券を2枚入手したので行くことになったのである。会津八一は東洋美術史学者・歌人・書家と多才な人だったようで、今回の企画展示はコレクションの拓本と会津八一自身の書、ついでに拓本の取り方の展示もあった。書ってよくわからんけど、おもしろかったです。

その後、てくてくと歩いてケーキ屋さんの喫茶コーナーでシャーベットを食べる。私はメロンで友人はマロンだったが、それぞれ半分ずつ食べる。栗のシャーベットって初めて食べたけどうまいもんだなぁ。

さらにあちこち見ながらぶらぶらと歩き、万代でお茶してから新潟駅へ。おけさ柿カレー捜索再開。無事に発見し、うきうきしながら購入して帰宅。しかし、お茶した時間が遅かったので、夜はボリュームのあるものは避けようと思い、今日は食べず。さて、いつ食べよかな〜?

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