名を名乗れ

今日の昼休みはいつもと違うルートへ。こないだ会社の先輩に連れてってもらったイタリアンレストランを目指してみたが、やっぱり無理があったようである。たぶん昼休みの時間内に徒歩でレストランへたどり着くことは出来るのだろうが、会社に戻る時間がないのな。もちろんメシ食ってる時間もないわけで、やっぱりおとなしく車で行くしかないんだな。でも、自転車があればレストランに隣接するパン工房でお買い物して帰ってくるくらいはできそうな気がするな。やっぱり折りたたみ式自転車が欲しいなぁ・・・。

夜、晩飯を食い終わって後片付けでもすっかぁ〜と台所の方へ行ったら、アパートの通路で複数の女性の声がする。こんな時間にセールスってこたぁねぇだろうになぁ〜などと思っていたら、うちの部屋のドアチャイムが鳴った。しょうがねぇから出てみると、そこに立っていたのは今どきのギャル系ケバケバ化粧の若いねぇちゃん。面識はないが、おそらく上の部屋の住人かその友人と思われる。連れのねぇちゃんは別の部屋をあたっているらしい。で、何を言うのかと思ったら、
「栓抜き貸してください」
あたしゃこのアパートに引っ越してきてから栓抜きなんざ使った記憶もないので、
「ちょっとないですねぇ〜」
と言ったら去っていった。今どき栓抜きなんか使う機会もあまりないもんだわねぇ〜などとのんきに思いつつ皿を洗っていたのだが、ふと気がついた。あのねぇちゃん、名乗りもしなけりゃ「すみません」の一言もなかったのである。おめぇら、夜の10時過ぎに赤の他人の家に何か物を借りに行くのなら、それ相応の話し方ってもんがあるだろうがコラ。てか、スーパーかコンビニへ行って買ってこいっての。ったく、やな世の中だねぇ・・・。